PROJECT

レポート論題研究

大学で出題されるレポート課題について研究しています。

科研費の挑戦的萌芽研究「剽窃が困難となるレポート論題の類型化と論題に応じたルーブリックの開発」(平成27年度~29年度)

日本私立学校振興・共済事業団 学術研究振興資金「効果的なレポート論題に関する実証研究 」(2021年度)

基盤研究(C)「効果的な評価を可能にするレポート論題についての実証研究 」(2019年~)

の支援を受けています。

これまでの研究の成果を出版しました。

成瀬尚志編『学生を思考にいざなうレポート課題』ひつじ書房、2016年

成瀬尚志「レポート課題を分類する」(井下 千以子編『思考を鍛えるライティング教育―書く・読む・対話する・探究する力を育む』慶應義塾大学出版会、2022年)

レポート論題研究が読売新聞の論点に取り上げられました。
http://ihuru09.jp/archives/435

12月5日に公開研究会を行ないます(終了しました)。
詳細はこちら

大学で成績評価のために出されるレポート(文系科目)の評価と論題の設定について
研究しています。

特に次の点に焦点を当てています。

・レポートの論題にはどのようなパターンがあるか
・レポートの論題を類型化することは可能か
・レポート課題ではどのような点を評価しようとしているか
・レポート課題を成績評価として出す授業の到達目標にはどのようなものがあるか
・特定の到達目標を評価するのにふさわしい論題のモデルパターンを提示できるか
・論題のモデルパターンに応じたルーブリックの作成
・剽窃が困難となる論題とはどのようなものか

上記の研究を進めるにあたって授業で出されたレポート課題の論題を募集しています。
調査にご協力いただける場合はレポートの論題を
naruset09 [at] gmail.com
までお送りください。
可能であればそのさい、
「どの点(授業の理解度や説得力など)を評価しようとしたのか」と
「評価基準(ルーブリック)」もお送りいただけると助かります。

ご協力よろしくお願いいたします。

メンバー

  • 笠木雅史(広島大学)
  • 児島功和(山梨学院大学)
  • 崎山直樹(千葉大学)
  • 井頭昌彦(一橋大学)
  • 片山悠樹(愛知教育大学)
  • 高橋亮介(東京都立大学)

学会発表

ワークショップ「レポート評価について考える」第6回応用哲学会(於関西大学)(報告者:成瀬尚志(オーガナイザー)、成田秀夫、杉谷祐美子、山本啓一)、成瀬尚志「レポート評価と論題の設定について」で報告。

[口頭発表]「初年次教育におけるレポート評価と論題の設定について」(2014年9月4日@帝塚山大学)

論文など

成瀬尚志「ライティング教育における論題の役割」大学教育学会誌、41号第1巻、pp.57-60、2019年

成瀬 尚志 , 児島 功和 , 崎山 直樹「論題分析のためのフレームワーク 構文論的分析と状況設定的分析」大学教育学会誌、42号第1巻、pp.36-38、2020年

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