この度、成瀬尚志編『学生を思考にいざなうレポート課題』(ひつじ書房、12月12日刊行予定)を出版することになりました。
どのようなレポート論題(「~について説明せよ」などの教員からの指示文)が学生の思考を誘発するのか、また「コピペ」を防ぐにはどのような論題がよいのかについての議論を中心に、レポートを取り入れた授業設計や評価についても検討した書籍となります。
つきましては、下記の通り、12月18日(日)に合評会を兼ねた研究会を開催します。
コメンテーターに、
松下佳代先生(京都大学)
伊勢田哲治先生(京都大学)
西垣順子先生(大阪市立大学)
をお招きし、議論します。
書籍内容に関する紹介をかねた報告も当日行ないます。当日までにお読みいただく時間のないみなさまも、ぜひご参加ください。
また、当日はこの書籍を割引価格で販売いたします。
○公開研究会「学生を思考にいざなうレポート課題とは?」
【日程】12月18日(日) 13:30-17:00(開場13:00)
【会場】TKP京都四条烏丸カンファレンスセンター ホール2A
【参加費】無料
【定員】80名
【申込締切り】12月14日(水)
【主催】科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)「剽窃が困難となるレポート論題の類型化と論題に応じたルーブリックの開発」(代表:成瀬尚志)
【申込方法】
以下のフォームからお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/4812a670472281
【概要】
学生が頭を使ってレポート課題に取り組むためにはどのような工夫が考えられるでしょうか。本研究会では、学生が頭を使わないと書けないレポート論題分析を中心とした、成瀬尚志編『学生を思考にいざなうレポート課題』について検討します。
【プログラム】
司会:崎山直樹(千葉大学)
13:30~13:35 はじめに
13:35~13:50 「『学生を思考にいざなうレポート課題』の紹介」
児島功和(山梨学院大学)
13:50~14:30 「学生を思考にいざなうレポート論題とレポート論題タキソノミー」
成瀬尚志(京都光華女子大学短期大学部)
14:30~15:30 コメンテーターからのコメント
コメンテーター:
松下佳代先生(京都大学)
伊勢田哲治先生(京都大学)
西垣順子先生(大阪市立大学)
15:30~15:45 休憩
15:45~16:10 コメントへのリプライ
成瀬尚志、笠木雅史(京都大学)、児島功和
16:10~16:55 全体討論・質疑応答
16:55~17:00 おわりのあいさつ
【会場へのアクセス】
http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-kyoto-shijokarasuma/access/
【お問い合わせ】
京都光華女子大学短期大学部
成 瀬 尚 志
t-naruse【@】mail.koka.ac.jp